PHPのComposerとは。WindowsとLinuxへのインストール方法と操作の基本を解説

この記事では、PHPのパッケージ依存管理ツール「Composer」の基本やメリット、実際に使うための手順について解説します。

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PHP Composerの基本

 Composerとは

ComposerはPHPのパッケージ依存管理ツールであり、「パッケージマネージャー」としての役割を果たします。

具体的には、PHPの開発プロジェクトが依存する外部パッケージやライブラリの追加、更新が簡単に行えます。

従来では、パッケージやライブラリを追加する際に依存性の衝突を手動で解決する必要があり、大変手間がかかる作業でした。

Composerを使用すると、開発者はプロジェクトに必要な依存性をコマンド一つで管理でき、手動での管理が不要になり大幅に作業効率が向上します。

さらに、Composer.jsonファイルにプロジェクトの依存性を記述することで、他の開発者がプロジェクトに参加する際にも同じ環境を容易に構築できます。

このように、Composerはチーム開発やオープンソースプロジェクトにおいて非常に重要な役割を担います。

Composerの歴史

Composerは2012年に初めてリリースされ、それ以来PHPコミュニティにおいて広く受け入れられるようになりました。

Composerによって、従来の依存性管理の問題が大幅に解消され、PHPプログラミングの効率性と信頼性が飛躍的に向上しました。

また、ComposerはPHPのエコシステム全体の成長にも貢献しています。

Packagistというメインのパッケージリポジトリと連携しており、世界中の開発者が作成した数千ものパッケージを簡単に検索し、プロジェクトに組み込むことができます。

これにより、PHPコミュニティの知識共有が促進され、プロジェクトの開発速度を速めることが可能になりました。

このように、Composerは、PHP開発者にとって欠かせないツールとなりました。

Composerのインストール方法(Windows/Linux)

ここでは、WindowsとLinuxの両方の環境でComposerをインストールし、初期設定する方法を解説します。

Composerをインストールするには、事前にPHPをインストールしておく必要があります。

PHPのインストール手順については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。

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Composerインストール手順(Windows)

Windows環境にComposerをインストールするには、まず公式サイトからComposerのインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードページ:https://getcomposer.org/download/

※2024年3月時点で、バージョン2.7.1が公開されています。

「Composer-Setup.exe」をクリックし、ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールウィザードが開始されます。

ウィザードの指示に従って、必要な設定を行ってください。

特に、PHPの実行ファイルの場所を指定するステップがありますので、事前にPHPがインストールされていることを確認し、そのパスをウィザードに指定してください。

次に、プロキシの設定を行います。

インターネット接続を行う際にプロキシサーバーを設定している場合は、プロキシのURLを入力します。

すべての設定が終わったら、インストールを行います。

インストールが完了すると、コマンドプロンプトやPowerShellからComposerコマンドを実行できるようになります。

例えば、コマンドプロンプトで「composer」を入力すると、バージョン情報やコマンドのヘルプが表示されます。

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Composerインストール手順(Linux)

Linux環境でのComposerのインストールは、ターミナルを使用して行います。

まず、以下のコマンドを実行して、Composerのインストーラースクリプトをダウンロードし、実行します。

$ sudo curl -sS https://getComposer.org/installer | php

次に、インストーラーによってダウンロードされたComposer.pharファイルを、システム全体でアクセス可能な場所に移動します。

一般的には、次のコマンドを使用して/usr/local/bin/composerに移動します。

$ sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer

これにより、システムのどのディレクトリからでもComposerコマンドを使用できるようになります。

コマンドプロンプトで「composer」を入力すると、バージョン情報やコマンドのヘルプが表示されます。

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Composerを使ったパッケージ管理

Composerでパッケージを管理するメリット

パッケージとは、特定の機能を実装したコードの集まりであり、ライブラリやフレームワークなどがこれに該当します。

Composerを使用してパッケージを管理する最大のメリットは、必要なパッケージのインストール、アップデート、管理がコマンド一つで簡単に行える点にあります。

これにより、プロジェクトのセットアップ時間が大幅に短縮され、開発に集中できるようになります。

また、ComposerはComposer.jsonファイルを介してプロジェクトの依存性を管理できます。

このファイルにプロジェクトが依存するパッケージのリストを記述することで、他の開発者が同じ環境を再現しやすくなり、チーム開発がスムーズに進むようになります。

プロジェクトのComposer.jsonファイルを作成するためには、プロジェクトディレクトリに移動してから、以下のコマンドを実行します。

$ composer init

このコマンドは、新しいプロジェクトを初期化する際に使用します。

コマンドを実行すると対話形式となり、プロジェクト名、説明、依存パッケージなどの情報を入力していきます。

–name: パッケージ名
–description: パッケージの説明
–author: パッケージの作成者名
–type: パッケージのタイプ(ライブラリ、プロジェクト、メタパッケージ、プラグインなど)
–require: 必須にするパッケージおよびバージョン。指定形式は foo/bar:1.0.0.
–require-dev: 開発要件
–minimum-stability (-s): フィールドの値
–license (-l): パッケージのライセンス

Composer.jsonファイルが作成されると、Composer installコマンドを使用して、指定された依存パッケージをインストールできるようになります。

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Composerの基本的な使い方

Composerの基本的な使い方として、パッケージの検索、インストール、アップデート、削除が含まれます。

requireコマンド

$ composer require [package-name]

新しいパッケージをプロジェクトに追加するには、requireコマンドを実行します。

指定されたパッケージが自動的にダウンロードされ、プロジェクトに追加されます。

installコマンド

$ composer install

installコマンドは、composer.jsonファイルを読みこみ、依存関係を解決して必要なパッケージをインストールします。

updateコマンド

$ composer update

updateコマンドは、既存のパッケージを最新のバージョンに更新します。

定期的にこのコマンドを実行することで、プロジェクトに使用しているパッケージを常に最新バージョンに保てます。

search コマンド

$ composer search [keyword]

指定したキーワードに関連するパッケージを検索し、一覧表示します。

検索結果から適切なパッケージを選択し、requireコマンドを使ってプロジェクトに追加できます。

showコマンド

$ composer show

showコマンドは、インストール済みのパッケージの情報を表示します。

表示される情報にはパッケージ名、バージョン、依存関係、ライセンスなどがあります。

listコマンド

$ composer list

listコマンドは、インストール済みのパッケージを一覧表示します。

Composerの機能を確認し、どのコマンドが利用可能か把握するのに便利です。

人気のあるPHPパッケージとその使い方

Composerを通じて利用できる数多くのPHPパッケージの中でも、特に人気のあるものとして以下があります。

名称主な機能や用途
Laravel
フルスタックPHPフレームワーク
Symfonyコンポーネントとフレームワークのセット
GuzzlePHPのHTTPクライアント
Monologロギング用ライブラリ

これらのパッケージをプロジェクトに組み込むことで、開発プロセスが加速し、より高度な機能を簡単に実装できるようになります。

例えば、Laravelをプロジェクトに追加するには、以下のコマンドを実行します。

Composer require laravel/framework

このように、Composerを使用することで、開発のニーズに合わせて簡単にパッケージを追加し、プロジェクトの機能を拡張することができます。

なお、Laravelについては以下の記事でも解説しているので、あわせて御覧ください。

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まとめ

本記事では、Composerについて解説しました。

PHPでWebアプリケーション開発を行う上で、Composerは非常に強力なツールです。

パッケージの追加や更新が簡単に行えるだけでなく、依存関係を自動で管理することで、開発プロセスを大幅に効率化します。

さらに、Composer.jsonファイルにプロジェクトの依存性を記述することで、他の開発者がプロジェクトに参加する際にも同じ環境を容易に構築できます。

本記事の手順に従いComposerを使ってWebアプリケーション開発に役立ててください。

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